ツールド沖縄などのレースに参戦をしたり、北海道などの土地でロングライドに参加したり、都会で住んでいる人にとって大自然の中で自転車に乗るのはあこがれですよね。
でも問題は「人間は飛行機に乗っていけるけど、ロードバイクは自転車にのっていけるの?」ってところですよね?
実はロードバイクは飛行機の受託手荷物として預けることが可能なんです。
ロードバイクを飛行機に預ける方法と、その時に気をつけるべきことについて書いていきましょう。今回は国内線での方法について書いていきます。
ロードバイクは航空会社によって扱いが異なる
最近はLCCなども出てきて国内線でもたくさんの航空会社から選べるようになりました。ロードバイクを預けるのは
- 有料
- 無料
- そもそも受付できない
など航空会社によって様々です。
まず飛行機に乗る時は、手荷物で機内に持ち込めるサイズと受託荷物になる場合の2種類があります。
※受託荷物とは、搭乗ゲートで預けて到着後はベルトコンベアで流れてくる荷物のこと
当たり前ですが、ロードバイクは機内持ち込みはできません。
ですので預けることになるのですが、その受託手荷物の規約が会社によって変わってきます。
例えばジェットスターやピーチなどのLCCと呼ばれるやすい航空会社であれば基本的に受託手荷物は有料です。だいたい1個につき3000円ぐらい。
ANAやJALといった航空会社であれば、受託手荷物は20kgまでならいくつでも無料のところがほとんどなのです。
ロードバイクを飛行機に乗せる場合はLCCが安くない
できるだけ安くで航空券を探している場合、LCCで探すことになると思うのですが、国内線でLCCを安く乗ろうとすると、
- 受託手荷物はなし
- 座席指定しない
- 便の変更ができないチケット
などを活用しないと安くありません。
ロードバイクがある場合は受託手荷物が、最低は1個あることになるので実際計算してみると、あまり安くないことがほとんど。
ですので私はあまりLCCを使わずにANAを利用することが多いです。
どうやって飛行機に乗せるのか
飛行機に乗せるのは簡単です。袋に入っていて3辺の合計が203cm以下であれば受託手荷物として預かってくれます。
しかし大切なロードバイクが壊れてはいけないし、さすがに普通の輪行袋で預けるのは不安ではないですか?
もちろん日本の航空会社はかなり丁寧に扱ってくれますので、輪行袋でもおそらく無傷で戻ってくるでしょう。でも高いロードバイクをそんなに簡単に預けられるほど私はお金持ちではありません笑
それに203cmって、輪行袋のどこをはかればいいのさ。ってのも問題。
じゃあ203cmの箱を作ってその中に自転車を入れちゃえばいいじゃないか!
っていうのが1つの答えです。その答えがこの輪行ボックスです↓
ACOR(エイカー) ABP-21201 バイクポーターPRO
この箱は203cmになっていて受託手荷物の大きさのギリギリを狙って、かつ自転車が入るようなサイズになっています。
さらにキャスター付きの専用ケースも一緒に売っているので、それに入れれば転がすこともできるので電車での移動も可能です。
これのメリットは203cmを超えないサイズなので受託手荷物で預けられて、さらに追加料金もいらないということです。ただデメリットとしてはただの箱でサイズもギリギリなので、ホイールはもちろんハンドルやサドルなども外さないといけないということです。
追加料金払ってもいいから完全に守りたい場合はハードケース
上の輪行ボックスは、結構簡易的な庶民の飛行機輪行術です笑
お金持ちの人はこれを買いましょう。
持っていないので写真がなくてすいません。自転車専用のスーツケースみたいな感じですね。
ちゃんとホールやフレームを守るように緩衝材がつけられていますので安心ですし、あとなんといっても格好いいですよね。
私も次に飛行機輪行する場合には購入しようと思っています。結構高いですが、ちゃんとしたケースでいきたいですからね。
このハードケースのデメリットは飛行機搭乗の際に、追加料金がかかることです。
国内線で数千円程度、国際線であれば数万円ほどかかります。
ウン十万から100万円を超えるロードバイクもありますから、年に1度や2度ならそれぐらいの金額を支払ってもいいかもしれませんね。
宅急便ではなく手荷物として持って行く理由
「自転車なんて宅急便で送ればいいじゃない。そっちの方が楽だし」
そういう意見もあるでしょう。でも私はそれは怖くてできません。理由は
- 必要な日までに荷物が到着しない可能性がある
- (レースに出る場合)ギリギリまでトレーニングできない
ってことがあるからです。
トレーニングに関しては予備の自転車がある人もいるので省略しますが、怖いのは自転車が届かないことです。日本は基本的に宅急便などがちゃんと届く国ですが、絶対はありません。
自分が空港まで持って行って、一緒に飛行機に乗り、一緒に現地に到着するのが一番確実だと思っています。