ロードバイクを買ってから5年ほど経ちますが、ちょっとした街乗りと淡路島などをロングライドするぐらいで競技としては乗っていませんでした。
ヒルクライムもできないとな、なんて思いながら友人と一緒に六甲山を目指します。関西ヒルクライム資料室でも、Sクラスと書かれている六甲山。
本当に本当に舐めすぎていました笑 悶絶です。なんかごめんなさい。
ルートはJRさくら夙川駅から一軒茶屋
今は大阪に住んでいますが、生まれを兵庫の私。
阪神間に住んでいるものとしては、山といえば六甲山ですね!阪神タイガースの「六甲おろし」でも有名です。
まぁ初めてなので足をつかずに完走することが目標です。
だってヒルクライムしたことさえないですから笑 TTをするわけでもないので、自分が一番入りやすいルートを選びました。
大阪市内から2号線を西に進み、さくら夙川駅を目指します。兵庫県に入ったところあたりで、友人と合流。天気も良くて、快適に流します。ヒルクライムのために体力を残しながら。
約1時間でさくら夙川駅に到着し、少し休憩。さぁ行きますか!
なんど足をついたのかわからない
これでも、身体は体重の割には絞れています。(身長178cmの体重72kg)
それは5年間ロッククライミングをしていたから。体力は一般の人と比べれば自信がありました。だからスピードは遅いにしても足をつかずに登頂できる自信はあったんですよ。
最初にも言いましたがナメきっていました笑
それがですよ。おそらく足をついた回数は10回程度。もうそれ以上は必死で覚えていない。自分でよく最後まで登ったもんだと思うほどです笑
夙川ルートは登り始めから、いきなり10%ぐらいの坂が続くのですが、開始すぐでインナーロー突入!さらに開始5分ほどで
もう足をつきたい。ヤバイ。こんな様子で山頂まで登れるのか?
(↑無理だって笑)
それでも足をつかずに山頂まで行きたいので、ダンシングを入れながら登ります。
・・・
休めるダンシングってなによ!ねぇ教えて!
ダンシングすれば、多少ですけど足は動くようになりますが、心拍数がヤバイ。ぜぇぜぇはぁはぁ。(←興奮はしてません)
いや最後まで登るんでしょ?根性足りないんじゃないの?根性の問題なの?軽くリズム良くってなに?どうやったら軽く回せるの? なんて自問自答してましたが
あーーーもう無理!足をつきました・・・
最初に足をついたのは甲寿橋交差点より手前です。まぁ夙川から登ったのでかなりキツイといえばキツイのですが、本番は甲寿橋交差点から。なのにそこまでも行けないなんて、自分が情けない。
これ最後まで登れるのか?無理じゃないの?俺しょぼい。
なんて思ってても仕方ないので、呼吸が整ったのでリスタートします。
休憩の意味あんのかな?ってぐらいすぐに心拍数があがります。ちなみに心拍計はついていないので感覚です。でも心臓のドクドクしているのがわかるほど心拍数があがっているのを感じます。
そのあと、無事足をつかずに甲寿橋交差点を通過(←無事といっても頂上じゃないですよ?笑)
そこからまた一気に、勾配がキツくなる。盤滝トンネル前分岐を前に、右カーブで一気に勾配がキツくなるのが見えて心がポキっと折れた。また足をつく。
これが、カーブを曲がって心が折れる症候群か(←今、名付けた。よくヒルクライムのブログで見るやつだなーって笑)
呼吸が整ったのでリスタート。
そこから何度、足をついたんだろう。そっから必死で覚えていない。
全然年上のおじいちゃんに抜かれるし、細い女性にも抜かれるし、しまいにはフラットペダルの若者に抜かれる。さらにさらに、前輪に体重がかけられなくて、前輪がふらつき(ってか左に飛んでって)派手に落車。
もうしんどすぎて、痛くなかったぐらいです。ちなみに初めて落車しました。ビンディングで立ちゴケもしたことなかったのに。
本当に情けない。
恥ずかしくて、ホンマに帰りたくなってますが、ここで帰ったら強くなれないよね。だから恥を捨てて、何度足をついても必死で登りました。
いいインターバルトレーニングになってます笑 だってもう全力で回さないと、足が回らないんです。リスタートの10秒後にはどんどん心拍数あがるんですよ。そして限界の限界で止まる。たぶん最大心拍数までおいこめてるんじゃないかなってぐらい。
その後、おそらく10回ほど足をついて一軒茶屋到着!
でも達成感よりは情けなさの方が強かった。
いつか登れればいいではなく、僕の目標はツールド沖縄やニセコクラシックなので、ヒルクライムもできないとダメ。
可能な限り早く、足をつかずに登れるように。そして早く登れるようになりたい。
ただ事件はこれだけではなかったんです。
友人がダウンヒルで落車
本当に危ないダウンヒルでの落車。
そこまでスピードは出さずに安全なレベルで降っていたんですが・・・
幸いにも骨折などの重傷でなかったんですが、溝に落ちたためチェーンリングを折る事件に。しかも身体は多少手負いで山を降りることに。
原因は後ろのバイクに進路を譲るために、枯れ木などがある道路端によってしまったことと、安物タイヤを履いていたから。しかもかなり前乗りなので、下りで後輪に体重がのっていないのも原因の一つかも。
- 下りの危ない場所で進路を譲らない
- レースを目指しているのならある程度のスピードはだすので安物はダメ
これが今回の教訓です。
今後の課題
足をつかずに登るために、何ができるか色々考えてみたんですが
- 少し遠いけどなんども通ってトレーニング
- 平地でもインターバルトレ
- 効果的なトレーニングのためにローラーを購入
- パワーメーター及び心拍計の導入
- 軽いホイール(←現在 フルクラムレーシング7 重いよねー)
などがあります。
あとはサイクリストトレーニングバイブルも購入して効果的なトレーニングをやっていきたい。