ロードバイクの正しいポジションってどこだろう。

真剣にレースに出たり、もしくはロングライドをする機会が多い人にとってポジションって大事です。

でも正しいポジションってどれ?

「ポジションに正解はない」というのが答えになるんでしょうけど、難しいんですよね。そこで1つの基準になるのがBGフィットです。Body Geometry Fitting」の略でBGフィットですね。

実際にこのBGフィットを受けてみて、1ヶ月経ちましたのでそれなりにレビューができると思います。実際にかなりいい印象を受けているので、フィッティングの詳細や受けてその後の感想などを書いていきたいと思います。

私自身はレースを主眼においていますが、ロングライドメインの人にとってもかなり効果のあるものだと思います。

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BGフィットってなに?

BGフィットってなに?って人もいるので、すこしだけ説明をさせていただきます。

specializedが提唱するバイクフィッティングサービスで、スペシャライズドのフレームの取り扱いのある店舗なら結構やっていることが多いとおもいます。

というか、BGフィットできない店舗ではスペシャライズドとは取引できないのかも。。。

それは置いといて、普通に店舗で行なっている無料のフィッティングサービスもあると思うんですが、このBGフィットは有料です。

お値段はだいたい2万円ぐらい。店舗によっては3万円のお値段の場合もあります。

「え?高くない?フィッティングでしょ?」

って思う人は、自分でポジションを出せるか、もしくは速さをお金で買おうとしている人かだと思います。そういう人はいいタイヤ買った方が速くなるんじゃないかな。

私の場合は「結局エンジンは自分だから自分を鍛えないと速くならない」って思っているので、「エンジンが快適に出力を出せるように調整してくれる」フィッティングで2万円は安いと思っています。

あとで詳しく書きますが、スタッフさんがつきっきりで3時間ぐらいかかってますからね。それも知識のない若いスタッフではなくてその店でも一番詳しい人が行なってくれる場合が多いです。

というのもだいたいのフィッティングサービスの場合は、

  • 身長
  • 股下
  • 腕の長さ
  • 柔軟性

などを数字で測って、理論的に正しいと思われるポジションを設定してくれるもんですよね?でもそれであれば、誰だってできるんですよ。計算式と自転車の整備の知識があれば。

そこにあなたのペダリングの癖や脚質、そして筋肉のつき方やスポーツ歴などは含まれていないんです。そういったところは数字だけでなく、フィッターがペダリングを見て細かい微調整を加えてくれるんです。

ここが、BGフィットのいいところなんですよね。「あなたにとってどういったポジションが理想的なペダリングをしやすいか」を教えてくれるのがBGフィットだと僕は思います。

これにはかなりの経験と技術が必要なはずで、信頼できるお店を探してお願いした方がいいと思います。

ちなみに私は兵庫県芦屋市にあるライドワークスさんでBGフィットを受けてきました。

BGフィットは実際どんなことをするのか?

じゃあ2万円払ってもらってどんなことをするのか。具体的には

  1. 現状と今後どうなりたいのかのインタビュー
  2. 身体の左右差や柔軟性や筋力を測定する
  3. 実際に自転車に乗り、サドル位置を決める
  4. サドルが決まれば、ペダリング(の膝の軌道)を見ながらクリートの位置やシューズを決める
  5. ハンドルの角度、向きブラケットの位置を調整する

という流れで進んでいきます。

特に4に関しては、眼からウロコがボロボロ落ちるぐらいペダリングがしやすくなることを実感してました。

今まで自分がペダリングをしていた時に、膝が左右に揺れたり内側に入ってしまうことで、長距離乗ると膝が痛くなっていたのですが、それもなくなりそうなぐらいまっすぐペダリングできるようになりました。

シューズ周りのフィッティングについて

シューズ周りのフィッティングについてちょっとだけ詳しく書きます。

シューズ周りのフィッティングはインソールの選択と、靴の中に左右で角度をつけるカントを使うことです。場合によってはシューズを交換する必要などもあるかもしれません。
(↑本当はクリートの位置や角度なども入ってきます)

でもシューズを変えた方がいい場合でも、この靴のままいくのか買い換えるのかは選択できますし、できるだけ今あるパーツでお金をかけずにフィッティングしてくれますので安心してください笑 ただし、妥協をしたくない場合は予算なども先に相談しておくといいと思います。

これによってペダリングの時に、膝がまっすぐ上下するようになるのでかなりペダリングがしやすくなります。

あまり詳しい話をすると難しくなるのですがロードバイクでの膝の痛みの原因は骨格にアリにも書きましたが、膝がまっすぐ伸ばした場合、母子球のあたりってだいたいの人が地面に接地しにくいんです。すこし浮いてしまう。

でも実際には体重がのれば接地しようとするので足首を内転して母子球が接地する。そうすると足首が内転するので合わせて骨でつながっている膝も内転する。

これを自転車のペダルで考えると、「ペダルを踏む→母子球が下がる→足首が内転する→膝が内転する」ということになるので、ペダリングのたびに膝が左右に揺れることになるんですね。

これは効率悪いペダリングです。これを筋力でカバーしようとしてもかなりの時間がかかってしまうでしょう。

↓本当にはやいプロ選手は膝は左右に揺れずにまっすぐ降りて、まっすぐ上がってくるんですよね。

この動きにあなたのペダリングが近づいていくと思ってください。

実際には全然違うんですが、私自身もこのフィッティングが進むたびに動画のカンチェラーラのようなペダリングに近づいて行っているのが手に取るようにわかりました笑

ちょっと言い過ぎな気もしますが、あながち嘘でもないと思います。

かなりスムーズなペダリングができるようになったと思います。

BGフィットは自分でできる内容なのか

ロードバイクって早くなろうと思うと、機材にお金はかかってくるしできるだけお金を使わずにすませたいですよね?

だからBGフィットを自分でしてしまおうという人もいると思います。だから自分でできるのかと聞かれると半分YESで半分NOです。

というのも、正しいペダリングができる人でかつ、長年の経験からどのように変化させればどのようにペダリングが変わるかがわかる人であればできないこともないと思うんですよ。

でもそれっていろんな遠回りをしたり、かなりの長時間自転車を調整しながら乗り込んで、数年間でやっと到達できる達人の域だと思うんですよね。

だから1ヶ月で1000kmぐらい乗る人が数年間かければできると思うんですが、あまりにも遠回りなので実際には不可能だと思います。

結論としてBGフィットと同じレベルのポジションを、自分で出すのはを90%の人にとって不可能だと思います。

それにたったの2万円なんですよ。ステムやらサドルやら買いながらポジションを試行錯誤するぐらいなら2万円支払ってしまった方が安いというのが僕の結論です。

シューズの中にフェルトを入れて調整するという愚行

ネットで調べていると、インソールじゃなくてフェルトを入れて自作で調整する人がいてますが、正直おすすめできません。

足ってまっすぐじゃなくて立体ですよね?それをフェルトで調整するのは無理があると思いませんか?あまり意味がないと思うんですよね。

BGフィットを受けて1ヶ月経過、その効果とは

BGフィットを受けて私が感じた効果について買いていきます。

  • ペダリングがスムーズになった
  • 巡航速度は確実に上がった
  • 下りが怖さがかなり少なくなった
  • 登りでも踏むだけでなく回すペダリングができるようになった
  • 長距離乗り込んでも疲れがすくない

巡行速度に関してはトレーニングもしているので、ポジションだけではないのですが、実際にペダリングがうまくなったことにより巡行速度は上がっていますし、ハンドルの角度や距離を正しく出しているので、無理な体勢でペダリングではなく、楽でかつ体幹も使えるペダリングができていますので長距離をのっても疲れが少ないです。

実際2万円で軽量パーツを購入してつけるより、何倍も効果があるものだと感じています。

ポジションなどが原因の故障も軽減される

ロードバイクに乗ると膝の外側が痛いから完治を目指してみるに書きましたが、ロングライドをしているとかなり膝が痛くなるという故障を抱えていましたが、今では全くいたくありません。

これはやはり膝の軌道がまっすぐになったことで、膝への負担が減ったのだと思います。このように

などロードバイクでいろんな場所が痛くなるのはポジションのせいであることが多いです。

そういった痛みを解消した場合でもBGフィットはオススメだと言えます。