関西シクロクロス 第3線 ビワコマイアミランドに参戦してきました。

今回の僕の課題はコーナリング。

野辺山Day1でC2に上がってから、そのままDay2でC2を走りどれだけ踏んでも前の人に追いつかないという衝撃を受け、前回の美山で曲がれない抜けないという屈辱を受けました。

わかったことは僕はコーナリングが下手くそだということ。

ロードレースやクリテリウムでもコーナリングスキルは必須なんですが、僕が今まで走っていたエリートレースでは十分だったし(改善するともっと楽になるかもしれませんが)むしろアドバンテージがあると思っていましたが、シクロクロスを走ると全く曲がれていなかったことに気づきました。

ロード用のタイヤと路面ってグリップするから雑に曲がっても曲がれちゃうんですよね。

普通であればマイアミ(マイアミと言っても琵琶湖)なので、普通は砂にフォーカス当てるんだろうけど、コーナリングに焦点を合わせてレースしてきました。

まずは結果から

ビワコマイアミランド C2 19位

19位って微妙なんですけど、ぼちぼち良かったなと思っています。なぜならおそらくシードが取れているから。あとコーナーも練習の結果がかなり出たのでかなり満足。

朝の試走をしてコースの確認して、砂ではそこまで差が生まれないだろうなと思って、スタート後のインフィールドとゴルフ場裏の芝区間に焦点を当てる。午後の試走でもそこを何度か走り、最適なラインとどのくらいの速度に抜けられるかを確認。

砂に関しては、乗れる区間はがっつり乗れるけど乗れないところは降りて押すしかない。乗れるか乗れないかわからない区間がないので砂で差はつかない。C1のレースを見ていても同じだったので、それが確信に変わる。なので空気圧は砂にしては高めの1.6。

スタートをしっかり決める

今回はくじ運がよくて、26番。

DNSの人もいると家庭すれば3列目か、、、と思っていたら、スタートが狭くて5人しか並べないのでなんと5列目だった。同じ列にはキリPと写真とるのがうまいサトシさんもいて結構楽しそうなスタート。

号砲とともにクリートキャッチしてスタート。集中してる時って前が空くんだよね。というか集中してたらたった1台分のラインが見えるだけなんだろうけど。一気にアウトからぬいていき、1コーナーと2コーナーで12番手ぐらいまであがる。

で砂のランが辛い。本当につらい。ステップのところで数人に抜かれる。え?なんでそんなに走れんの?

抜かれるのは仕方ないので、おちついてなんとか乗車してついていく。乗車区間になればこっちのもの、徐々に心拍数は落ちていくので、一気に踏めるようになっていくので加速しやすいラインを選んでストレートで数人抜いていく。

コーナリングの練習の効果を実感する。曲がれる。

コーナーが多い区間で追いつき長いストレートで1人ずつ落ち着いて抜いていく。ここまでは周りから見ても余裕があった模様。

その結果、すこしずつをつめていき6,7,8位パックまで上がっていく。ここまでは落ち着いてたんやけどな。

無理やりの追い越しは禁物

だんだんとこのあたりになってくると、なかなかライン取りもうまくなってきて抜くのが大変になってくる。表彰台も見えてきたせいなのか焦る。

砂浜でランアタックでライン外して抜きにかかる。ラン得意じゃないのに。その結果、1人抜く。もう1回、砂でランアタック。結果抜けずに疲れる。

ここで心肺機能がオーバーレブ状態になる。

砂浜を抜けたステップは本当に死に物狂いで超える。その後も踏めない。一気に抜かれていく。またこのパターンかー。そこから1周半ぐらいはどんどん抜かれていく。周りの声援も聞こえてるけど、全然踏めないし、酸欠で集中していないから轍もトレースできない。

木にぶつかるしコケるし、乗っていけるところも轍から外れてしまって押す。あーくそ。それでもゴルフ場裏ではしっかり曲がっていけるのはすごく自分として良かった。

でも本当に砂のランがダメ。20位くらいまで落ちたかな。

そこで内藤さんが追いついてきて、あまりにも僕がフラフラしてたらしく「カネゴン!!」って言いながらラインを被せてくる。心肺も大分落ち着いてきたし、その声にハッとして息も絶え絶えなんだけどもう一度集中しなおす。内藤さんありがとう。

本当にシクロクロスって流れっていうのがあると思う。

そこからは集中して走る。でもやっぱり砂浜ランは辛い。なんとかまとめて最後のストレートで1人抜きながら、イケッチさんともう1人に抜かれる。まじかお前!

イケッチさんはもうさせないスピード差やったけど、もう1人に抜かれてたまるかってことで最終の砂のコーナーでインをさす。このコーナーはインの方がバンプがない分ブレーキを遅らせれんだよ。

インをさして完全に前に出たので外側までしっかり使って後続車にブレーキをかけさせる。そのままスプリントするけど前のイケッチさんは遠いし、後ろはまぁまぁ離れたので流して終了。19位

終了後にSAUCE CXの4人で集まって集合写真!

シクロクロスコーナリング初級編

コーナリングは別にうまくなったわけではないのですが、多少は結果に現れました。

野辺山CX C2 55位/72人
美山CX C2  37位/45人
マイアミ C2 19位/49人

出走順も影響はしていますが、結果も多少よくなりましたし、レース前半に関してはシングルリザルト目指せるタイムで走っていたので、おそらくコーナリングはマシになっているはず。

その為に僕の考えてやってみたことを書いて見ます。

ここで書くことは正しいとは限りません。ただこれで僕は曲がれるようになったというだけの結果論のお話。

摩擦力は地面にタイヤを押し付けることで上がる

質問なんですが、コーナリングする時に大切なものはなんですか?

タイヤのグリップですよね。要するに摩擦力。

摩擦力って物理の法則で公式があって「摩擦力=摩擦係数μ×垂直抗力」なんです。

摩擦係数は路面とタイヤで決まるので、シクロクロスのコーナリング中にはコントロールできない。だからコーナリング中は「垂直抗力」モノをいうということです。

垂直抗力はタイヤを地面に対して”垂直に”押し付ける強さです。ようするに地面押し付ければ押し付けるほどグリップ力は上がるということです。ただし “地面に対して垂直”に押し付ける必要があります。

ベテランCXerは「タイヤを潰して曲がる」とよく言いますが、同じことですね。コーナリング中の外足荷重っていうのも、これで説明できますね。自転車を傾けた場合は外足の方が地面に対して垂直なベクトルで力をかけられるから。

「前輪は方向を変える」「後輪は前に進む」

じゃあ自転車を押し付ければいいんだなと思いますが、それだと自転車と自分の体重以上の荷重はかけられません。

しかも荷重は前輪と後輪に分けられるので、もっと垂直抗力は減る。だったらどうするかというと、大切なのは前後の体重移動だと思いました。

ワールドカップなどでマチューのコーナリングを見てても、前輪荷重なのでコーナーで後輪がスライドしてたりします。

マイアミでも竹之内悠選手がブレーキを使って、前輪への体重移動でわざと後輪をスライドさせて曲がっていたのが印象的でした。

自転車だろうと4輪車だろうと、コーナーを曲がっている時は少なからずスライドしているので、そのスライド量をわざと増やしているってことですね。

そしてコーナーきつい部分が終わって後半の加速していく区間ではすぐに後輪荷重になっています。これは自転車を前に進めるために後輪のトラクションがいるので、後輪の垂直抗力をあげているんですね。もう曲がり終えて言っているので前輪の摩擦力は少なくていい。

コーナーの前半は前輪荷重で後半は後輪荷重

なんか数式とかややこしいこと書きましが、要するにコーナーの前半は前輪荷重で後半は後輪荷重です。

上手い人はさらに重心移動のスピードを追加することで、コーナーの曲率をコントロールしているような感じです。これクルマでも同じなんですよね。グランツーリスモやっている人もわかるはず。アクセルコントロールで曲がるってやつ。自転車の曲がり方はFFのタックインに近い感じもあるかな。

あとハンドルに体重をかければいいのではなくて、タイヤを垂直方向に押し付ける必要があるってこと。

この荷重移動と垂直方向に力をかけるっていうのをどうやってするのかなんですが、そこは練習しかないかなと思います。自転車を傾けながら、前輪に体重かけるのって難しい。そのあと後輪に体重を移動していくのも難しい。

レース中に試していくのが一番いいと思います。8の字でもいいんだろうけど、8の字の直線を伸ばしてちゃんと加速と減速も含めた練習がいいんだろうなと思っています。

次の課題はレースを走る能力

レース前半から無理な追い越しをせずに落ち着いてレースをしていけばもう少しいいレースができたと思っています。あと砂浜ランみたいな長いランがなかったらもっと戦えそう。

タラレバの話ですが、タラレバは次に実現しればいいので。

  • 無理な追い越しをしない(うまく抜く)
  • 40分間の集中力

無理な追い越しで足を使うより、落ち着いて抜けるところで抜いていけば無駄足を使わずにすみます。そのためにはやっぱりスタートが大事というのもあります。

これまでC2レースを3回走りましたが、40分集中力持った試しがないです。慣れもあるでしょうけど、ずっと集中はできないとは思う。なのでパックができた場合はそこで一旦落ち着いてみるというのもありかなと。

30分のレースと違って展開があるので、前を抜けなくても我慢したら見えてくるものもある気がしてきた。

このためになにができるか1週間考えて、次回の烏丸にのぞみます。